2013年12月18日水曜日

お金なしの社会は原始的で不便な社会ではありません

私がお金なしの社会と言うと「薪の生活」とか「自給自足」とかそういうキーワードが結構戻ってきたのですが、私のお金なしの社会のキーワードは「高度に発達したテクノロジー」です。

以前紹介したマイケル・テリンジャーさんですが、彼の例えがこんな感じでした。

「あなたが靴を作る職人だとすると、今のお金でまわっている世界だと、どれだけ安い材料を手に入れて、どれだけ時間を費やさないで制作できて、どれだけ高い利潤で売れるかということを考えて作る。(何度か買ってもらうためにそこそこ壊れてしまうようなものであることも大切)でも、お金なしの社会であれば、靴を一生使えるような靴を作る。」

私はそれを聞いた時、ふわっと丸ごと全てわかったように思います。

一生使える靴といったら私の想像ではこんな感じ

ホコリ、汚れがつかない、人の成長によってサイズが変化する、その日の気分や用途によってデザインが変わる、その時の用途によっても変化する

もちろん地球にやさしい素材でできているということは私の中では必須です。

そういう靴を作れる社会です。

他にもどういうことができる社会かというと、フリーエネルギーがある社会です。
エネルギーは「音」「気体」「水」「磁気」というようなものをうまく利用する社会です。

(下は音のエネルギーで物が浮遊する様子の動画です。)


 

電気のない社会に戻るわけではなく、電気を超えるテクノロジーのある社会です。
始めの段階では石油や原子力を使わない電気を作れるテクノロジーがあり、その電気を使って生活をすると思いますが、だんだん電気を使用しなくてもいい洗濯機やらガソリンを必要としない車などができてくるんじゃないかな~。

小さい頃夢見ていた空を飛ぶ自動車が今でもないのはどうしてでしょうか。どうして一般人が未だに月や他の惑星に行けないのでしょうか。

そういうテクノロジーがすでにあるにもかかわらず、一般人に普及しないのは、お金が制限をかけているからです。人間の欲がそうさせているのだと思います。

誤解して欲しくないのですがお金がない社会というのは何でもかんでも他人のものも使用していいというものではありません。

私の感覚では、お金のない社会は家族の中で皆が物も食事も仕事もシェアするようなものだと思います。お母さんが食事を用意して、「今日の夕食は300円です。」と一人ひとりから徴収することはないでしょう。しなければいけない仕事は皆で振り分けてします。

でも毎日毎日大変なことを何時間もかけてするわけではないです。
テクノロジーが発達することで、大変な洗濯も掃除もずっと効率的に楽しくできるようになると思います。職場でも人がしたくないなと思うような仕事は、それを解決するテクノロジーを作るんです。

発明家のように「脳」となる人がいて、「手や足」となる労働者がいて、どちらもなくてはならない存在で優劣はつけられない存在となる社会です。


そういう感覚です。

なので、「脳」だけでそういう社会を作ることはできないし「手」だけで作ることもできないので、ある一定の数の人がこの考えをわかる必要があります。どんどんわかる人が増えていくといいな~と思う今日この頃でした。

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